ホワイトブリム前哨地へ

「……部下が通したという事は、それなりの用事か。手短に頼むぞ、冒険者」 そう言って、ホワイトブリム前哨地を預かるデュランデル家の騎士、ドリユモン卿は、訝し気に私を見下ろしたのだった。   フランセルさんの異端嫌 … 続きを読む ホワイトブリム前哨地へ